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FX2 デバイスをはじめる

1. 概要

この文書は、BATCAM FX2 機器を初めて使用する際にデバイスマネージャーへ接続し、初期パスワードを変更する手順を説明します。

デバイスマネージャーは、BATCAM FX2 デバイスに対する設定や現在の状態などを管理・活用できるデバイス管理プログラムで、機器の IP アドレスに接続して使用します。メニュー全体の構成については、デバイスマネージャーメニュー文書を参照してください。

2. 工場出荷時のデフォルト設定

工場出荷初期値として、ネットワークとアカウントは次のように設定されています。

項目デフォルト値説明
イーサネット #1 IP アドレス192.168.0.80工場出荷初期値
イーサネット #2 IP アドレス192.168.0.81工場出荷初期値
管理者アカウントID admin / パスワード 1234アカウント削除不可
読み取り専用アカウントID user工場出荷時に提供される一般の読み取り専用ユーザー

💡 参考: admin/1234 は工場出荷時のデフォルト値であり、初回接続時には必ず新しいパスワードに変更する必要があります。

  • FX2 は 2 つの有線イーサネットに対応しており、各イーサネットは DHCP と STATIC IP の両方に対応しています。IP アドレスの変更方法については、設定文書のネットワーク設定の項目を参照してください。

  • ユーザーの追加・削除・パスワード変更については、ユーザー管理文書を参照してください。

3. デバイスマネージャーへの接続

  1. PC を機器と同じネットワーク帯域(192.168.0.x)に設定します。

  2. Web ブラウザのアドレスバーに接続アドレス http://192.168.0.80 を入力します。(イーサネット #1 の工場出荷デフォルト IP を基準)

  3. ID / PASSWORD: admin / 1234 を入力してログインします。

BATCAM FX2 デバイスマネージャーのログイン画面 - ユーザー ID とパスワードの入力欄

4. 初期パスワードの変更

初期パスワードは初回接続時に変更する必要があります。

初回接続後に新しいパスワードを設定する画面

新しいパスワードを入力します。(1234 はパスワードとして使用できません。)

  • 工場出荷時に提供される admin アカウントは削除できません。詳細はユーザー管理文書を参照してください。

5. 接続確認

機器の REST API の GET /ping は、認証なしで呼び出せるヘルスチェックのエンドポイントです。機器とのネットワーク接続を簡単に確認できます。

Terminal window
curl http://192.168.0.80/ping
{"error": 0, "result": "pong"}
  • /ping 以外のほとんどの機器 API エンドポイントは、HTTP Basic または Bearer(JWT)認証が必要です。

  • API 文書の全体は FX2 API リファレンスで確認でき、機器から直接提供されるライブ仕様は GET http://{device_ip}/api-docs/json で取得できます。

6. トラブルシューティング (Troubleshooting)

  • 接続できない場合:

    • PC が機器と同じサブネット(192.168.0.x)に設定されているか確認します。

    • ping 192.168.0.80 で機器の応答を確認します。機器が接続されているイーサネットポートに応じて、工場出荷初期値ではイーサネット #1 は 192.168.0.80、イーサネット #2 は 192.168.0.81 です。

    • 設定でネットワーク設定(DHCP/STATIC)を変更した機器の場合は、変更後の IP アドレスで接続する必要があります。

  • 機器を工場出荷状態に戻す必要がある場合:

    • 設定の工場出荷初期化を実行すると、上記の工場出荷時のデフォルト設定に戻ります。工場出荷初期化を行うとすべてのデータは消去され、復旧できませんのでご注意ください。

7. 次のステップ

  • デバイスマネージャーメニュー — デバイスマネージャーが提供する管理機能全体の構成を説明します。

  • 設定 — ネットワーク設定(DHCP/STATIC IP)、サービスの再起動、工場出荷初期化の方法を説明します。

  • ユーザー管理 — ユーザーの追加・削除とパスワードの変更方法を説明します。

  • FX Cloud 会員登録 — FX Cloud アカウントを作成し、カメラデバイス連携などアカウントベースの機能を利用できます。

  • Python Protobuf サンプル — REST と WebSocket + Protobuf をベースに機器データを受信するサンプルコードを提供します。

  • FX2 API リファレンス — 機器組み込みの REST API の全仕様を提供します。